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心と体の病気

ハートを持つ男性

ストレスが体に現れます

心身症は、昨今子供にも増えている病気の一つです。この病気は様々な形で現れますが、背景に何らかの心理的な問題が隠れているのが特徴と言えます。心身症に分類される病気は実の所多岐に及んでおり、特にポピュラーなのが胃潰瘍や気管支喘息です。このような病気は概して体の病気として扱われますが、治療を進めていく上で心身症の疑いが出た場合には心療内科などを受診するのも一つの方法となります。この心身症の場合は、当人がストレスの存在に気付いていないことが多いです。従って無意識のうちに抑えこまれたストレスが、胃潰瘍や気管支喘息といった形で現れてきます。ですので、症状を改善するためには背景にあるストレスを失くすことが必要です。各種アレルギー疾患やリウマチなども、場合によっては心身症に該当することがあります。心理的問題が原因となって起こる体の不調は現在非常に増えていますが、原因がある程度掴めていれば対処の方法も見えてくるのが一般的です。心身症の場合は、そういった具体的なアプローチがとりにくいことが大きな問題と考えられます。心療内科では、カウンセリングなどを進めながら胃や呼吸器の薬などを使って症状を緩和していくのが通常のスタイルです。

感情の抑え込みが誘因です

心身症には、実の所自律神経が大きく関わっています。大きなストレスは脳の機能にも影響を与えるのが常です。特に感情を抑え込むことが多くなると、大脳辺縁系と呼ばれる部分にストレスがかかり、自律神経のバランスが崩れやすくなることが指摘されています。大脳辺縁系は、感情や情動を司る部分です。一方、大脳皮質はこの部分と対照的な存在として話題になっています。大脳皮質は理性的な行動を司り、過剰な欲求を抑える働きを持つのが特徴です。通常はこういった相反する傾向を持つ部分がバランス良く行動を制御します。ですが、多大な負荷がかかると時に機能のバランスが崩れて、自律神経の乱れを引き起こしてしまうことが問題です。自律神経は一度乱れてしまうと、自分でコントロールするのが難しくなります。ですので、時に心身症のような症状を誘発するケースがあるのが厄介な点です。心身症には、個人の性格もかなりの確率で関係しているとされています。幼少時の育ち方や親子関係などによっても心身症の素因は形作られてしまうのが難点です。ですので心療内科や精神科の治療では、カウンセリングなどの心理療法を用いて過去の体験にも遡って問題の原因が探られることがあります。