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どのようなものなのか

男性の医者

根本の原因を軽減する工夫

心と体というのは密接に関係しています。そのため、ストレスなどによって心身症は起こります。症状の現れ方については個人差があるため、「心身症では必ずこの症状が現れる」といったものはありません。消化器系に現れやすいといった傾向はあるものの、循環器系や呼吸器系、眼科領域、耳鼻科咽喉科領域など実に様々です。そのため治療は、現れた症状に合わせて行う必要があるのです。とはいっても、心身症の根本の原因となっているものはストレスです。ですので現れた症状だけを治しても、またすぐに再発ということも少なくありません。そこで行いたいのが、精神科など心の専門科への受診です。心因的な原因で発症した症状は、心のケアが重要となるのです。家庭や職場、友人関係など、ストレスのもととなっている環境を改善できれば一番良いのですが、中々難しいこともあるでしょう。そんなときには、呼吸法で軽減するのが簡単です。お腹で息を吸うイメージで深く吸い込み、ゆっくりと吐き出していきます。これは椅子に座った状態で、手足の力を抜いて行います。時間は5〜10分ほど、回数は1日3回程度で良いでしょう。これによって心がリラックスしていき、ストレスの軽減ができるというわけです。その結果、心身症の症状軽減や再発防止などにも効果が期待できます。

今後どうなっていくのか

心身症で現れてくる症状というのは通常の病気と同じため、心身症だということに気づかない人も少なくありません。そのため環境の改善などもなされないまま、病気の治療のみを行うといったことも多くあるのです。ですがこれでは根本の原因が断たれていないため、またいつ心身症になるかわかりません。ですので今後は初診のときに、心身症のチェックが必ずなされるようになっていくのではないでしょうか。近年はストレス社会と言われるほどに、ストレスの多い生活を送っている人は少なくありません。それにともない、心身症を発症する人も増えてきています。ですので初診でチェックするようになれば、見過ごすということもなくなるでしょう。それによって治療の方法も変わってくるでしょうし、再発防止策なども取れるようになります。完全なチェック体制を整えるのは難しいとしても、病状の確認と同時にストレスの有無の確認をする程度なら簡単に行うことができます。そこで「疑いあり」となった場合に細かなチェックをするようなものならば、すぐに導入することも可能なような気がします。社会的にストレスの多い環境は増えてきていますので、こうしたものが取り入れられても不思議ではありません。